CBDビジネス

【保存版】CBDオイルをOEMで製造する方へ

日本でも少しずつCBD商品が増えてきた中、特に主流となっているCBDオイル。エディブル商品としてだけでなく、美容用、ペット用と用途の幅も広がってきています。

「CBDオイルをつくりたい!でも何からはじめたらいいかわからない…。

そんな方のために、商品製造の際のポイントや迷いがちな項目をまとめました!

今回の記事でわかること

  • CBDの原料選びとポイント
  • CBDオイル製造時に意思決定すべき項目
  • 初期投資額とロット数
  • 製造時のタイムライン

ペルソナ、使用シーン、訴求ポイントに合わせて、商品イメージや価格を設定し、素敵なCBDオイルを作りましょう!

1. CBDの原料を選ぶ

まずは、使用するCBDの原料を決めます。効果実感の高さなど、商品の質を決めるのはこのフェーズといっても過言ではありません!

また、CBD商品を製造する際、その原料が安全で定められたプロセスを得て承認されたものであるのか、製造者も販売者も確認する責任があります。コスト面だけでなく、その輸入元や依頼先の会社が信頼できるのか確認しましょう。

1-1. 輸入プロセスと安全性

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日本国においては、大麻の栽培は指定業者でないと違法です。そのため、現在日本で売られているCBD製品は原料を輸入して国内で加工しているか、製品自体を輸入しているか、どちらかに当てはまります。

どちらのケースも輸入プロセスを踏みますが、その過程で、厚生労働省により定められた書類を準備して、チェックしてもらう必要があります。厚労省が確認する書類一覧

厚労省が大麻取締法に則って確認しているポイントは大きく2つです。

  1. THCフリーであるか(THCが含まれていないか)
  2. 大麻の茎種由来のCBDを使用しているか

CoA(Certificate of Analysis)と呼ばれる製品の成分分析表によってTHCフリーであるか、を確認できます。CoAは自社ラボによるものだけでなく、サードパーティのラボによる分析も可能です。

また、食品の安全性の評価には様々な観点があります。微生物、残留農薬、重金属、放射線、GMO(遺伝子組み替え)などが含有されていないかです。こちらに関してもCoAの中で、上記項目のいくつかに関して評価された実績を示しています。

1-2. CBD原料と配合量のススメ

CBDの含有量と共に決める必要があるのは、CBDの種類です。

CBD種類の基本のキ

麻には、100種類以上のカンナビノイドが含まれていると言われており、「フルスペクトラム」には、その成分がすべて含まれています。 日本では、その中のTHC成分(劇的な精神活性作用がある)の使用が違法であるため、国内で使用できるCBDはブロードスペクトラム、またはアイソレートの2種類です。

「ブロードスペクトラム」は、「フルスペクトラム」からTHCがなくなるように抽出した製法です。

したがって、日本で違法なTHC以外のカンナビノイドは含まれております。CBDを摂取する際に、CBD単独で摂取するのではなく、CBD以外のカンナビノイドやテルペンと同時に摂取すると、効果が増幅するアントラージュ効果を期待できます。

CBDのみが含まれているアイソレートは、ブロードスペクトラムとは異なり、アントラージュ効果は期待できません。

これらの2つにに加え水溶性CBDというものも存在し、通常のCBDに比べ吸収速度が効果的に作用するとされています。CBDは、アイソレート、ブロードスペクトラム、水溶性CBDの順に効果が高くなっていくといわれており、特に効果実感が高いと言われている商品の多くは、ブロードスペクトラム、または水溶性CBDが使われています。

CBD配合量

4 black and white bottles

次に1回の摂取量あたりのCBD含有量を決めます。

舌下摂取が基本であるCBDオイルは、CBD商品の中でも摂取効率が高いです。

多くの商品は、1ml/回の使用を推奨している商品が多く、CBD自体の最適な摂取量は人によって異なりますが、1回で CBD10~30mgの摂取が一般的とされています。

一方で、5%~15%ほどCBDが含まれる高濃度なCBDオイルも販売されています。(例:30mlのオイルに1500mgのCBD含有で5%濃度、CBD摂取量は50mg/回)

CBDを大量に摂取した場合も、人体に害はないとされており、てんかんの治療など、医療用としては600mg/日のCBD摂取が推奨されることもあるほどです。

効果実感の有無は、リピーターを増やすためのポイントとなっているため、効果実感の高いブロードスペクトラム、または水溶性CBDを、高濃度で配合することをおすすめしています。

2. 商品の仕様

使用するCBDが決まれば、あとは商品の仕様を決めます。

ここで大切になってくるのは、ブランドコンセプトです。女性向け、アスリート向け、ペット向け、、などなどペルソナを設定するだけでなく、リラックス目的なのか、美容目的なのか等、使用シーンも想定し、売りたい層や販路に合わせて商品イメージを磨いていきましょう。

これさえ決めれば製造できる!

  1. 容器
  2. オイル
  3. パッケージ

2-1. 容器編

容量

CBDオイルの容器として、よく使用されるスポイト容器は、10ml, 20ml, 30mlです。

一般的に、CBDオイルの使用量は1ml/回が目安とされています。例えば、30mlであれば15日分(※朝晩で使用する場合)の容量です。意外と少ない…!という印象をうけるかもしれません。

容器をオリジナルのデザイン製造するのではなく、一般的な容器にラベルを貼付して販売する際、容器の最小ロットは200個〜の工場が多いです。充填コストやラベル貼付の作業費はどの容量にしても変わらないため、コスパのいい30mlでの商品製造がおすすめです。

ボトル

口に含むことができるオイルを使った商品という性質上、煮沸消毒が可能で、内容物の影響を受けづらいガラス製のボトルを推奨しています。

容器の色は茶, 青, 透明が主流で、よくみる円柱型以外にも、四角いデザインのものなども選ぶことができます。ラベルを貼ったあとの商品をイメージしながら、デザインを決めていきましょう。

スポイド

スポイドの色も選択できます。色は白、黒が多く、ゴム製です。使用後のベタつきが気になる場合、スポイド部分の形に合わせたキャップをつけることも可能です。

2-2. オイル編

CBDオイルの加工方法は非常にシンプルで、CBDの粉末タイプの原料を、キャリアオイルと言われる製品のベースとなるオイルに投入し、撹拌し、完成します。

キャリアオイル

市販されているCBDオイルに使用されているキャリアオイル(ベースとなるオイルのこと)は、

  • MCTオイルベース
  • ヘンプシードオイルベース
  • オリーブオイルベース

など様々です。オリーブオイルと比べて、馴染みの薄いであろう、MCTオイルとヘンプシードオイルについて簡単に解説します。

MTCオイルは、糖質制限ダイエットをしている方には馴染みがあるかもしれません。見た目は、無色透明です。長鎖脂肪酸(オリーブオイルなど)より速く吸収され、短時間でエネルギーになる、脂肪として蓄積されづらいなどダイエット目的の方におすすめです。

対して、ヘンプシードオイルに期待される効果は、アトピー性皮膚炎の改善効果、美肌効果、ダイエット効果などで、ヘンプシードオイルには、今話題のオメガ3も含まれているのが特徴です。

ダイエット中の方にはMCTオイル、美肌効果を求めている方にはヘンプシードオイルなど、ペルソナ像に基づいて、使用するオイルを選択する必要があります。

また、食用オイルと美容用オイルは、保存状態などが異なります。用途によって、販売する際の区分や気をつけなければならない法律もあるため、各都道府県、市町村のルール、薬事法や食品衛生法などの確認が必要です。

フレーバー

green vegetable beside ceramic bowl

CBDオイルは、舌下摂取の場合30秒から60秒ほど、口にオイルを含んだ状態になります。特に初心者の方は、麻独特の苦みや香りが苦手な方もいるため、摂取しやすさを考慮する必要があります。

レモンやミントの一般的なフレーバー(ほのかな香り、味付け)や、上級者向けの麻由来の成分(テルペン)のフレーバーをつけることができます。

2-3. パッケージ編

最後はパッケージです。オイル自体の効果や価格も大切ですが、手にとってもらえなければ始まりません。第一印象を左右するパッケージは以下のように作成します。

ラベル

ボトルをオリジナルで作成することも可能ですが、費用を抑えたい場合や、小ロットで製造したい場合はラベルを貼付することをおすすめします。

ラベルは、通常の紙素材だけでなく、撥水加工を施したものやマット素材、透明なビニル素材などの選択肢があります。ボトルの色を上手く組み合わせてラベルデザインを作成します。

商品と同時に箱もセットで製造します。もちろん、そのままで販売することや、ボトル単体をシュリンク加工(ビニール素材で包装)することも可能ですが、見栄えや高級感を出すためにも箱をつけることをおすすめしています。

箱には、使用している成分や製造者表記の他に、CBDの濃度や商品名を記載します。

3. 製造期間と費用

製造までのタイムライン

OEMのCBDオイル製造は、CBD商品の中でも完成までの期間が短めです。

上記の流れを基本として、これまでお話してきた項目を中心にCBDオイルの仕様を決めた後、発注~納品まで1~2ヶ月ほどで商品が完成します。

初期費用と最小ロット

ここまで記事を読んでくださった方は、きっと気になるであろう価格やロットですが…

CBDオイルは 原価2,000円〜4,000円/本(最小ロット200本〜、初期費用 400,000円〜)が製造時の目安です。

最小ロットで製造した場合、容量やラベル等での価格変動は小さい一方で、使用するCBDの種類と配合量によって価格は変わってきます。(特に、水溶性CBDは通常のCBDと比較して6~10倍ほど価格が変わります。)

現在流通しているCBDオイルは、小売価格をCBD1mgに対し10~20円で設定しているものが多いです。日常的に使いやすい商品を目指すのか、効果実感の高い高級路線をいくのか…など、販路やターゲットに合わせて使用する原料も選択していきましょう。

4. 最後に

弊社ではCBDビジネスを新しく始められる人向けに原料販売やOEM受託を行っています。

商品開発やマーケティングなどのサポートを行っておりますので、関心のある方は、下記のフォームよりお問い合わせ頂ければ幸いです。

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Riho
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