CBD基礎情報

CBDの摂取方法毎の摂取効率まとめ(バイオアベイラビリティ)

1. バイオアベイラビリティとは何か?

CBDオイルを飲んだり、CBDグミを食べたり、CBDベイプを吸ったりしたとき、実際にどのくらいのCBDを摂取しているのでしょうか?

バイオアベイラビリティとは、ある物質が血中に吸収される「度合い」と「速度」のことです。

CBDの摂取方法にはいくつかの方法がありますが、それぞれバイオアベイラビリティが異なります。

では、実際にどのくらいのCBDを摂取しているのでしょうか?
以下の表で、摂取方法毎のバイオアベイラビリティについてまとめてみました。

グミのような経口摂取の商品は効果が出てくるまでの時間が比較的に長いです。対して、すぐに効果実感が現れるのはベイプのような肺で吸引するタイプの商品ということを覚えておいてください。

バイオアベイラビリティまとめ

2. なぜCBDを100%吸収することができないのか?

前章で、摂取方法毎のバイオアベイラビリティを見てきました。思いの外、バイオアベイラビリティは低いんだなぁと感じた人も多いかと思います。

ここでは、なぜ、CBDが100%吸引されないのか見ていきます。

まず、CBDは親油性分子です。
つまり、抽出したCBDを水の中に入れると、浮いてしまいます。

私たちの体は60%が水分です。なので根本的にCBDを体内に吸収するのは難しいのです。

バイオアベイラビリティとは、血流に含まれる化合物の量のことです。直接化合物を投与すれば、バイオアベイラビリティは100%です。

化合物を摂取する場合、ほとんどすべての場合が複数の内臓を通過し、血液に取り込まれます。

例えば、グミの場合、まず胃で消化され、その後肝臓で代謝され、血液へと取り込まれます。
なので、バイオアベイラビリティが100%となることはありえません。

3. ナノ化とナノエマルジョンとは?

表で、各摂取方法でのバイオアベイラビリティを示しましたが、バイオアベイラビリティを高めるための技術開発が進んでいます。

ナノ化とナノエマルジョンがキーです。

まず、ナノ化について。目的とするターゲットのCBDの粒子サイズを超音波(音波)でどんどん小さくしていくものです。

粒子径が非常に小さくなった結果、膜の壁を通過しやすくなります。

ナノエマルジョンは、ナノ粒子と界面活性剤を混合したもので、これも非常に小さく、より効率的に体内に入るように設計されています。

CBDは脂溶性の分子ですが、界面活性剤等で乳化することで、体内への吸収効率を高めることができるのです。

4. 警告:詐欺に注意

日本国内のCBD製品では、ナノ化やナノエマルジョンを謳ったCBD製品はまだ多く見られません。

しかし、流行の発端であるアメリカではこれらの技術を謳った商品が増えてきています。

今後、国内でもアメリカ同様の商品が流通してくると思います。その際に注意が必要です。

いまだ、製品毎にバイオアベイラビリティを客観的にテストする機関はありません。

そして、バイオアベイラビリティが90%、100%と謳っている製品は偽装表示である可能性が大です。

そこまでの高いバイオアベイラビリティを実現した研究は出てきておりません。注意して商品を選んでみてください!

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駒形 俊太郎
OFF inc CEO。CBD商品の製造・販売事業を実施中。 CBDについて分かりやすく、面白い記事を書いていこうと思います。