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【徹底解説】CBDに副作用はあるの?その安全性と危険性について

私たちの身体を健康に導く多くの効果を与えてくれるCBDですが、副作用などの危険性はあるのでしょうか?

今回の記事ではCBDの副作用などの危険性や、摂取時の注意点に関して解説します。

また、CBD原料に関する詳しい情報をお探しの方は下記よりご覧ください。

参考: CBD(カンナビノイド)・テルペンの原料卸販売

 

1. CBDの危険性と安全性

1-1. 健康上の安全性に関するWHOの見解

まずは、世界の健康を守るWHO(世界保健機関)によるCBDに関しての公式見解から見てみましょう。WHOは2018年の第40回目のECDDの報告書内で、要約すると、CBDについて以下のような報告をしています。

「CBDは忍容性が良好で、依存性や乱用性は低く、国際的な薬物規制の対象外である。」

1-1-1. 忍容性

第40回目のECDD報告書6.4(ヒトへの有害反応)にて、以下のような記載があります。

「CBDは一般的にΔ9THCに見られるような作用は生じない。CBDは一般的に忍容性が高く、安全性プロファイルも良好であることが判明している。」

補足ですが、忍容性とは製薬・医薬業界の専門用語で「副作用の程度」を表す言葉です。「忍容性が高い」というのは「副作用がほとんどない、またはあっても非常に軽い」であることを意味しています。この報告書内でも触れられている副作用としては、眠気、食欲減退、下痢、疲労などがあります。ただし繰り返しにはなりますが、重篤な副作用はなく、例えば下痢のケースではCBDが原因ではなく、キャリアオイルに問題があったのではないかという話もあります。また、CBDの摂取での死亡事例はありません。

1-1-2. 依存性

第40回目のECDD報告書6.5(依存性の可能性)にて、以下のような記載があります。

「実験動物やヒトにおけるCBDの身体的依存性についての対照研究の報告は確認できなかった。」

また、CBDに対する耐性は観察されていません。

1-1-3. 乱用性

第40回目のECDD報告書6.6(乱用の可能性)にて、以下のような記載があります。

「いくつかの動物実験によると、CBDは多くの乱用薬物に共通する作用も多くの乱用薬物に共通する作用はなく、特にまた、Δ9-THCに匹敵する作用を示さない。特に、他の乱用薬物とは異なり、CBDは中脳辺縁系ドーパミン(報酬)経路を活性化しない。脳内の中辺縁ドーパミン(報酬)経路を活性化したり、その効果を増強したりすることはない。」

つまり、CBDは乱用のリスクはありません。

いかがでしたでしょうか?WHOCBDを危険な物質ではなく、安全な物質とみなしています。

 

1-2. 法律上の安全性に関する厚労省の見解 

CBDは大麻由来の成分です。なので、違法なのではないかと心配される方も多いと思います。そこで現在日本では法律上CBDがどのような扱いになっているか説明していきます。厚生労働省の関東信越厚生局麻薬取締部によるCBDの輸入に関するドキュメントを参照し、説明します。日本で合法なCBDは以下の2つの条件を満たす必要があります。

1つ目はCBD原料や既製品にTHCが含まれないことです。THCは一部の国や地域では合法ですが、日本では違法な大麻由来の成分です。日本では麻薬及び向精神薬取締法によりこのTHCは規制されています。

2つ目は大麻由来のCBDの場合、大麻取締法上、成熟した茎と種由来のCBDである必要があります。この2つの条件を満たしたCBDは日本では「大麻」に該当しないということで、合法な商品として安心してご購入頂けます。

 

2. CBDを摂取する時の6つの注意点

1章では、CBDが危険な物質ではなく、安全な物質であることをご理解頂けたと思います。その上でCBDをより安全に使用していただけるようこの章では、実際に摂取する前に知っておくべき注意点について説明します。

 

2-1. CBDの効果には個人差がある

これはCBD製品に限った話ではなく、多くの医薬品や健康食品・サプリメントにおいても言えることですが、同じ製品を同じ量摂取したとしても、実感する効果には個人差があります。副作用やアレルギー反応についても同様で、少量ずつ試して、自分にあったCBD製品の使い方を見つけましょう。

 

2-2. CBDは必ず用量を守って摂取する

CBDは基本的には安全なものであり、毎日摂取することも可能です。しかし、いくら安全な成分とは言え、過剰に摂取してしまえば副作用が出る可能性が高まります。特にCBDを摂取して期待する効果が得られなかったり、効果が得られてもより強い効果を求めた結果、CBDの用量を増やす方が多いですが、用量や用法は絶対に守ってください。1日の上限の目安としては、イギリスのFSAが70mgと発表しています。

あまり知られていませんが、CBDにも致死量が存在しています。なので過剰摂取は止めましょう。致死量の測定は、LD50という指標を用いて、動物実験で行った研究があります。バイオアベイラビリティ(吸収率)を考慮すると、体重1kg当り300mgと言われています。

特定の疾患、例えばてんかんの治療にCBDを使用する場合、CBDの摂取量は多くなります。医師の方への相談を推奨しますが、各疾患で必要な摂取量に関する情報は以下の記事をご覧ください。

CBDオイルやべイプの正しい摂取量や摂取方法、副作用は?

 

2-3. アレルギー体質の方の注意点

非常に稀ではありますが、CBDの摂取によりアレルギー反応を起こす方がいます。

アレルギー反応は身体の免疫系が花粉などの物質をアレルゲンとして過剰反応することで発生します。アレルゲンとしてのCBDに関する研究はないのですが、CBD商品によっては含まれることのあるテルペンのリナロールやリモネン、CBDオイルのキャリアオイルとして使われるヘンプシードオイルをアレルゲンとしてアレルギー反応を起こす方がいるようです。

ちなみにアレルゲンとしての大麻に関する研究は存在します。花粉やペットのフケなどでアレルギー反応を起こしやすい人は植物の大麻でアレルギー反応を示す人もいるようです。

 

2-4. アスリートの方の注意点

アスリートの方がCBDを使用するケースが年々増えてきています。CBDブランドのアンバサダーをされるアスリートの方もいます。

アスリートの方ならではの注意すべき点はドーピング検査です。WADA(世界アンチドーピング機構)は、2018年に使用禁止リストにあるカンナビノイドからCBD(カンナビジオール)のみ例外的に削除しました。

2018年はWHOがCBDの安全性に関して公表したり、アメリカのFDAがCBDを使ったて製剤のエピディオレックスを承認した、CBD業界にとっては大きく前身した年です。その2018年にWADAもアスリートがCBD単体(CBDアイソレート)を使用することを許可したのです。

CBD以外のカンナビノイド(CBGCBN、そしてTHCなど)の使用はドーピングになるため、アスリートの方は使用をお控えください。

 

2-5. 妊娠、授乳中の方の注意点

妊婦や授乳中の方のCBDの使用は、有害性や副作用についてまだまだ研究途中であり、現段階で絶対に安全とは言い切れません。安全な投与量や、他の薬物や食品との相互作用などが明らかになるまでは、妊娠中や授乳中のCBDの摂取は行わないほうが良いとでしょう。

アメリカのFDAも妊婦や授乳中の女性がCBDを使用することに関して、否定的です。FDAは、どれくらいの量のCBDをどれくらいの期間摂取すれば害が生じるかを判断する十分なエビデンスが不足していると考えているようです。

 

2-6. 薬物相互作用に関する注意点

薬物相互作用とは、複数の薬や食品を同時に摂取した場合にお互いの効果に影響を与える現象です。CBDに限らず、薬物を複数種類摂取する際にはこの相互作用の有無をきちんと調べる必要があります。CBDに関しては、下記の医薬品を服用している、または最近まで服用していた場合はCBDの摂取を控えるか、医師に相談のうえ摂取するようにしてください。

抗生物質、抗てんかん剤、抗うつ剤 、ステロイド、抗ヒスタミン薬、免疫抑制剤 ・抗不整脈薬、スタチン、NSAID、AGⅡ拮抗薬(ARB)、抗HIV薬、カルシウム拮抗剤、βブロッカー、ベンゾジアゼピン、向精神病薬、麻酔薬、プロトンポンプ阻害薬、消化管運動機能改善薬、経口血糖降下薬、SU剤、抗不整脈薬など

上記に当てはまらなかったとしても、薬を常用している方は、その薬とCBDとの間に相互作用がないかどうかを医師に相談することをおすすめします。CBDを摂取する場合は、少量から試し、処方薬の内服とは2時間以上ずらすなど、工夫が必要です。

CBDの薬物相互作用に関する詳細な情報は以下記事をご参照ください。

CBDの薬物相互作用とは?

 

3. CBD商品を購入する際のポイント

ここまで、CBDの成分自体は、用法や用量を守り、正しい使い方をすることで、安全性の高い成分であるということを説明してきました。しかし、CBD製品に関する法整備が国内外ともに整っていないこともあり、粗悪な商品も存在するのが現状です。

価格の安い製品にはそれなりに危険が伴う恐れがあります。コストが抑えられているということは、例えば、第三者検査機関の検査なしに、安全性を証明している可能性が高いです。また、安価に大量に大麻を栽培するために、土壌が汚染されたままであったり、人間にとって危険な農薬を使用していたりすることも考えられます。大麻には、土壌に含まれる重金属や薬剤をそのまま植物内に蓄積する性質があります。そのため、それらの大麻を使用したCBD製品も汚染されている可能性があります。

tokyo mooonでは、東京とアメリカのオレゴン州にオフィスを構え、本当におすすめできる安全で高品質なCBD製品を製造し、販売しております。

 

4. tokyo mooon CBD商品のご紹介

tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開致しております!

主な商品としては、

・CBDべイプ
・CBDオイル
・CBDウォーター
・CBDグミ

がございます。

カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを参考に開発した商品などを取り揃えております。

是非この機会にお買い求め下さい!

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5. 出典

WHO Expert Committee on Drug Dependence

Cannabidiol Adverse Effects and Toxicity

Toxicity of short-term administration of cannabinoids to rhesus monkeys

Food Standards Agency publishes updated public list of CBD product

Contact Allergy to Hydroperoxides of Linalool and D-Limonene in a US Population

Marijuana use is associated with hypersensitivity to multiple allergens in US adults

The Prohibited List by WADA

FDA Concludes that Existing Regulatory Frameworks for Foods and Supplements are Not Appropriate for Cannabidiol, Will Work with Congress on a New Way Forward

Safety of CBD in Humans – A Literature Review

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