睡眠基礎知識

睡眠を妨げる3つの理由(不眠症・健康状態・生活習慣)

睡眠は私たちの人生の3分の1の時間を占めており、生活にあらゆる面で影響を与える大事な習慣です。

数ヶ月以上睡眠の問題が続く場合は、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、レストレスレッグ症候群、夢遊病など睡眠障害の可能性があります。

睡眠障害は個人の生活の質、仕事の生産性にも影響を与えています。

1. 不眠症とは?

不眠症とは、すぐに眠りにつくことができない、または頻繁に目が覚めることと定義されています。慢性的な不眠症は、深刻な健康状態を引き起こす可能性があります。

女性はホルモン分泌が理由で不眠症を経験しやすいのに対し、男性は睡眠時無呼吸症候群(呼吸が短時間で止まってしまう睡眠状態で、いびきを伴うことが多い)で不眠症を経験しやすいとされています。

不眠症はいくつかの種類に分類できます。

1-1. 初期の不眠症 

睡眠サイクル初期でなかなか眠りにつくことができない症状がこれに当たります。これは、簡単な工夫で改善できます。読書や瞑想などが効果的です。

1-2. 真夜中(MOTN)不眠症 

一晩中眠れない症状がこれです。このタイプは、夜中に目が覚めて眠りにつくことができない特徴があります。夜間の水分摂取の制限が、この手の睡眠障害を最小限に抑えるのに有効です。

1-3. 末期不眠症 

想定していた時間よりも早く、または十分な休息が得られる前の早朝に目が覚めてしまう不眠症です。このタイプは身体の病気が原因である可能性があるため、生活習慣の改善だけではこの問題を解決することはできない可能性があります。

2. 健康状態と睡眠障害

健康状態は、睡眠の質と量の両方に直接影響を与え、睡眠障害や日中の眠気の原因となることがあります。

2-1. 心臓の問題 

心臓に問題があると、睡眠が妨げられることがあります。心臓のポンプ機能が低下すると、肺に体液が逆流して呼吸困難になります。胸の痛みや足のむくみなども、心臓の問題が原因で起こる不眠症の1つです。

2-2. 神経系の問題 

脳卒中、認知症、レストレスレッグス症候群(RLS)、ナルコレプシー、睡眠時無呼吸症候群などの神経疾患は睡眠に影響を与えます。睡眠は脳でコントロールしているので、脳に影響を与える病気は睡眠不足を引き起こします。

パーキンソン病では、手足の異常な周期運動、寝返りを打てない、薬の服用、鮮明な夢などが睡眠障害の原因となることがあります。

2-3. 胃腸の問題

胸やけや逆流、リーキーガット症候群、過敏性腸症候群、下痢、低血糖、あるいは空腹で寝るだけでも目が覚めてしまうような消化器系の問題があります。

2-4. 肺の問題 

肺気腫や喘息などの肺の問題は、酸素濃度が低いと不安になったり、呼吸が苦しくなったりして、睡眠が困難になることがあります。

2-5. ホルモンバランスの乱れ 

更年期障害の場合、甲状腺機能亢進症などのホルモンバランスの乱れによってエストロゲンが低下します。身体にほてりを引き起こし、女性の睡眠を悪化させる可能性があります。男性の場合は、テストステロンの低下も睡眠を妨げる可能性があります。

2-6. 糖尿病と低血糖 

糖尿病や低血糖は、突然の覚醒を含む睡眠障害を引き起こす可能性があります。夜中に目が覚めて、眠りに戻ることが問題になることがあります。

2-7. 睡眠時無呼吸

睡眠時無呼吸症候群は、扁桃腺の肥大、顎骨の小ささ、喉のつぶれ、肥満などが原因です。睡眠時無呼吸は日中の過度の眠気を引き起こし、放置すると健康上の問題を引き起こす可能性があります。

2-8. 疼痛症候群

関節炎、線維筋痛症、子宮内膜症などの慢性または急性の疼痛症候群が不眠症の根本的な原因となることがあります。

2-9. や刺激物

オピオイド、アルコール、カフェインや風邪薬などの刺激物、ステロイド、喘息薬などの薬が不眠症の原因となることがあります。

2-10. 精神疾患

メンタルヘルスと質の高い睡眠は非常に密接に関連しています。うつ病を含む精神疾患の患者の約40%が不眠症に悩んでいると報告しています。PTSD、不安障害、パニック障害も不眠症の原因の一つです。

3. 生活習慣と睡眠障害

以下にあげる生活習慣は、睡眠障害の原因になります。改善していきましょう。

  • 夜勤の仕事 
  • 時差ぼけ
  • 暖かい部屋
  • ベッド周囲の騒音
  • 枕元の灯り
  • 長時間の昼寝
  • 週末の遅い時間帯の睡眠
  • 就寝前の飲食
  • 就寝時間が近すぎる運動
  • 刺激的なビデオゲーム
  • テレビをつけたまま寝る
  • 就寝に近い時間帯でのカフェインの摂取

4. 最後に

睡眠の問題は、仕事のパフォーマンス、対人関係、記憶力、気分など、生活に直接影響を与えます。また、睡眠不足が事故を引き起こすこともあります。睡眠の量も重要ですが、睡眠の質はさらに重要です。

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駒形 俊太郎
OFF inc CEO。CBD商品の製造・販売事業を実施中。 CBDについて分かりやすく、面白い記事を書いていこうと思います。
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